「志望動機、どう書けばいいんだろう…」「ありきたりな内容じゃダメだよね?」
建設コンサルタントへの転職を考えているあなたは、そう悩んでいませんか?
この記事では、建設コンサルタントに特化した志望動機の書き方を、具体的な例文とともに徹底解説します。この記事を読めば、あなたの思いが伝わる、説得力のある志望動機が完成するはずです。

建設コンサルタントへの転職経験がある僕だからこそわかることを解説していくよ!
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志望動機は、転職ロードマップのなかでも最も重要なパートの一つだよ!転職ロードマップがわからない方は「建設コンサルタント業界の転職活動【ロードマップ】|現役建コンが解説」を参考にしてね!


建設コンサルタントとは


建設コンサルタントへの転職を考えるなら、まずは建設コンサルタントについて知ることが大切です。
ここでは、建設コンサルタントの仕事内容や立ち位置について見ていきましょう。



この記事では概要だけ説明するよ。もっと詳しく知りたい人は「建設コンサルタントはどんな仕事?魅力ときつい面を現役建コンが解説」を見てね!


建設コンサルタントの役割と立ち位置
国土交通省の資料によると、建設コンサルタントは「土木に関する高度な知識・技術を持つ技術者を擁し、発注者のコンサルタントとして、事業の企画・調査・計画・設計・施工管理等を行う技術サービス業」と定義されています。
簡単に言うと、道路や橋、ダム、河川といった、私たちの暮らしを支える社会インフラを「設計するプロ」です。
社会インフラの整備は、国や地方自治体といった「発注者」、現場で工事を行う「ゼネコン」、そして、設計や計画を担う私たち「建設コンサルタント」の三者が連携して進められます。この中でも、建設コンサルタントは「設計者」という非常に重要な立ち位置を担います。


建設コンサルタントの主な仕事内容
建設コンサルタントの仕事は、単に図面を描くだけではありません。主な業務内容は以下の通りです。
- 調査・測量:構造物を造る場所の地盤や地形、周辺環境などを詳しく調べます。
- 計画:調査結果をもとに、最適な工法や配置などを検討し、全体の計画を立てます。
- 設計:計画に基づき、詳細な設計図面や仕様書を作成します。
- 工事監督支援:工事が計画通りに進んでいるか、現場で技術的な助言を行います。


このように、一つのプロジェクトが始まる前から終わりまで、幅広く深く関わっていくのが建設コンサルタントの仕事です。
建設コンサルタントの仕事の流れ
たとえば、橋梁設計の場合、以下のような流れでプロジェクトが進みます。
- 受注・契約:発注者から設計業務を受注し、契約を締結します。
- 資料収集:過去の設計データや関連法規など、必要な情報を集めます。
- 調査・計画:現地調査を行い、最も安全で効率的な橋梁の計画を立てます。
- 設計:具体的な寸法や材料などを決定し、詳細な設計を行います。
- 図面・数量作成:完成した設計に基づき、工事に必要な図面と資材の数量を算出します。
- 納品:最終成果物として、発注者に設計図書を納品します。



建設コンサルタントのイメージはつかめたかな?続いては本題の志望動機について見ていくよ!
建設コンサルタントの志望動機の書き方
志望動機は、あなたの熱意やスキル、そして入社後の貢献意欲を伝えるための最も重要なパートの一つです。面接官が最も知りたいのは、「なぜうちの会社を選んだのか」「入社後、どんな活躍をしてくれるのか」という点。
ここでは、そんな建設コンサルタントへ転職する際の志望動機の書き方について解説していきます。



以下の順番で解説していくよ!
- 志望動機のポイント
- 建設コンサルタントにおける志望動機の構成要素
- 志望動機の【例文】
- 志望動機のよくあるNG例
志望動機のポイント


まずは、説得力のある志望動機を作成するためのポイントを3つご紹介します。
① 適切な文字量を把握する
志望動機は、履歴書や職務経歴書、そして面接など、複数の形式で伝えることになります。それぞれの形式に合わせて、適切な文字数や情報量を意識しましょう。
- 履歴書: 200〜300字程度にまとめます。簡潔に要点を絞り、結論から述べることを意識しましょう。
- 職務経歴書: 300〜500字程度で、具体的なプロジェクト名や担当業務、実績などを詳しく記述し、自身のスキルや経験をアピールします。
- 面接: 1分〜1分半で話せる量(300字程度)が目安です。結論から始め、具体的なエピソードを加えて説得力を持たせます。
② 実体験に基づいたオリジナルの内容にする
「社会貢献したい」「人々の役に立ちたい」といった志望動機は、多くの人が持っているものです。しかし、それだけではあなたの熱意は伝わりません。
なぜなら、ネットの例文のようなありきたりな内容では、あなたの感情が乗らないからです。面接官は、あなたが本当にその会社で働きたいのか、本心から話しているのかを見抜いています。
たとえば、「学生時代にボランティアで参加した〇〇の活動を通じて、地域社会を支える仕事に魅力を感じました」など、自分の実体験や具体的なエピソードを盛り込むことで、説得力が増し、オリジナリティのある内容になります。
③ 結論から述べる
面接や書類では、まず結論から述べることが鉄則です。「私は〇〇という理由から貴社を志望します」と、最初にあなたの思いを明確に伝えましょう。
この後で具体的なエピソードや経験を付け加えることで、聞き手はあなたの話の全体像を理解しやすくなります。結論→理由→具体的なエピソードという流れを意識すると、論理的で分かりやすい構成になります。
建設コンサルタントにおける志望動機の構成要素


説得力のある志望動機を作成するには、ただ自分の思いを述べるだけでは不十分です。採用担当者の心に響くためには、以下の4つの要素を論理的に繋げ、一貫性のあるストーリーとして語ることが重要です。
- 転職のきっかけ・動機
- 自分の強み・経験
- 企業研究の反映:その企業だからこそ志望する理由
- 入社後のビジョン:どのように貢献したいか、どんなキャリアを描くか
① 転職のきっかけ・動機
まずは、あなたのキャリアに対する「なぜ?」を明確にしましょう。
- なぜ、今の会社を辞めたいのか?:単に「給与が低い」「残業が多い」といった不満を述べるのではなく、その状況を「どのように変えたいのか」という前向きな動機に変換します。例えば、「今の環境では専門性を深める機会が少ないため、より高度な技術に挑戦したい」といった表現です。
- 転職で何を叶えたいのか?:転職を通じて実現したい目標や価値観を具体的にします。「社会貢献」という抽象的な言葉ではなく、「自分が設計した橋が、地元住民の生活の役に立つ」といった、具体的なイメージを語りましょう。



「成長意欲?そんなものない」という方も多いと思うけど、少なからず仕事内容も見てから応募してるはずだよね!嘘は良くないけど誤解を恐れずに言うと1を10に盛るのはOK!その気持ちで考えていこう!
② 自分の強み・経験
次に、その転職動機を実現するために、あなたが持っている「武器」を提示します。
- 業務に活かせる知識・スキル:これまでの職務経験で培った専門知識や技術を具体的に示します。例えば、「〇〇設計の経験」や「AutoCAD、Revitといった特定のソフトウェアスキル」などです。
- 前職の経験:建設業界の経験者はもちろん、異業種からの転職でも、活かせる経験は必ずあります。プロジェクト管理能力、コミュニケーション能力、課題解決能力など、汎用性の高いスキルを洗い出し、どのように業務に貢献できるかを説明しましょう。
③ 企業研究の反映:その企業だからこそ志望する理由
ここは、他の応募者と差をつけるための最も重要な要素です。「なぜ、数ある建設コンサルタントの中で、この会社を志望するのか?」という問いに明確に答えられるように、企業の詳細を調べておきましょう。
- 企業の得意分野:あなたが活かしたいスキルや経験と、その企業が強みとしている分野(例:橋梁、河川、地質、都市計画など)が一致していることをアピールします。
- 企業理念やビジョン:企業のウェブサイトや採用情報から、その会社の「考え方」を読み取り、あなたの価値観と一致している点を強調します。
- プロジェクト事例:その企業が過去に手掛けた具体的なプロジェクトに触れ、「私もこのプロジェクトのような仕事に携わりたい」と、強い関心を示しましょう。
④ 入社後のビジョン:どのように貢献したいか、どんなキャリアを描くか
最後に、入社後、あなたがどのように活躍してくれるのか、採用担当者がイメージできるような具体的なビジョンを語ります。
- 短期的な目標:入社後、最初の1年でどのようなスキルを身につけ、どのようにチームに貢献したいかを伝えます。
- 長期的なキャリアプラン:5年後、10年後にどのようなエンジニアになりたいかを語り、そのキャリアプランがその企業で実現できることを示します。
この4つの要素をストーリーとして繋げることで、「なぜ転職したいのか」という動機から、「なぜこの会社でなければならないのか」という理由、そして「入社後にどう活躍してくれるのか」という未来まで、採用担当者に一本の線として伝えることができます。
建設コンサルタントにおける志望動機の【例文】
ここでは、実際の転職シーンを想定した志望動機の例文を5つご紹介します。いずれも、前述の「4つの構成要素」に沿って組み立てられています。ご自身の経験や志望する企業の特色に合わせて、アレンジしてみてください。
例文①:建コン→建コンへの転職(キャリアアップ)
私は、現職で培ってきた道路設計の知見を活かし、より規模の大きな社会インフラプロジェクトに貢献したいと考え、貴社を志望いたしました。
現職では、主に地域の小規模な道路改良事業に携わってまいりましたが、今後はより多くの人々の生活に影響を与える大規模な幹線道路や高速道路のプロジェクトに挑戦したいという思いが強くなりました。貴社が持つ〇〇分野における圧倒的な技術力と、国内外の大規模プロジェクト実績に強く惹かれています。
入社後は、これまでの設計経験に加え、貴社の高度なプロジェクトマネジメント手法を学び、将来的にはプロジェクトリーダーとして、次世代のインフラ整備に貢献していきたいと考えております。
構成要素との対応
- ①きっかけ・動機 → 規模の大きな社会インフラプロジェクトへの挑戦
- ②自分の強み → 現職で培った道路設計の知見
- ③企業研究 → 〇〇分野における圧倒的な技術力と大規模プロジェクト実績
- ④ビジョン → プロジェクトリーダーとして、次世代のインフラ整備に貢献
例文②:建コン→建コンへの転職(ワークライフバランス)
私は、現職で培った河川設計のスキルを活かしつつ、より長期的な視点でキャリアを築きたいと考え、貴社を志望いたしました。
現職では、納期に追われる過酷な労働環境が常態化しており、自身のスキルアップのための学習時間を確保することが難しい状況でした。しかし、仕事とプライベートのバランスを保ち、健康的に長く働き続けることが、結果的に質の高い成果物を生み出すことにつながると考えております。
貴社では、フレックスタイム制やリモートワークなど「働き方改革」に関する取り組みを積極的に取り入れてられており、私のキャリア形成に相応しい環境であると考えております。
入社後は、現職で培った業務効率化のノウハウを活かし、自身の生産性を高めるだけでなく、チーム全体の働きやすい環境づくりにも貢献していきたいと考えております。
構成要素との対応
- ①きっかけ・動機 → 過酷な労働環境からの脱却と、長期的なキャリア形成
- ②自分の強み → 現職で培った河川設計のスキルと業務効率化のノウハウ
- ③企業研究 → 働き方改革への取り組み(フレックスタイム制・リモートワークなど)
- ④ビジョン → チーム全体の働きやすい環境づくりへの貢献
例文③:建コン→建コンへの転職(給与アップ)
現職で培った河川設計の経験とスキルを正当に評価いただける環境で、さらなる専門性を高めたいと考え、貴社を志望いたしました。
現職では、長年にわたり中小規模の河川整備プロジェクトに携わり、多くの実績を上げてまいりました。しかし、自身の貢献度や技術力に見合った評価がなされていないと感じ、より成果が適切に反映される環境で働きたいという思いが強くなりました。
貴社の年俸制や成果主義を謳う評価制度に魅力を感じています。この評価制度は、自身のモチベーションを高め、より高いパフォーマンスを発揮するための原動力となると確信しています。
入社後は、これまでの経験を活かし、早期にプロジェクトの中心メンバーとして活躍し、貴社の業績に貢献することで、自身の成長と会社の発展を両立させていきたいと考えております。
構成要素との対応
- ①きっかけ・動機 → 評価制度への不満、正当な評価を望む
- ②自分の強み → 長年の河川設計の経験と実績
- ③企業研究 → 年俸制や成果主義の評価制度
- ④ビジョン → 早期の活躍と自身の成長、会社の発展への貢献
例文④:ゼネコン→建コンへの転職
現職のゼネコンで施工管理として培った「現場の視点」を活かし、より安全で効率的なインフラ設計に貢献したいと考え、貴社を志望いたしました。
私は、これまで多くの現場で設計図通りに進まない施工上の課題に直面してきました。その経験から、現場での実現可能性や安全性まで考慮した、より施工性の良い設計の重要性を痛感しております。
貴社が手掛ける〇〇(プロジェクト名)の設計は、現場の意見を積極的に取り入れた画期的な事例として、業界内でも高く評価されており、まさに私の目指すところに近いと感じております。
入社後は、現職で培った現場での知見を設計業務にフィードバックし、現場と設計者の橋渡し役として、貴社のプロジェクトの成功に貢献したいと考えております。
構成要素との対応
- ①きっかけ・動機 → 現場経験からの気づき、上流工程(設計)への挑戦
- ②自分の強み → ゼネコンでの施工管理経験と「現場の視点」
- ③企業研究 → 現場の意見を取り入れた設計手法
- ④ビジョン → 現場と設計者の橋渡し役としての貢献
例文⑤:他業種→建コンへの転職
現職のゼネコンで施工管理として培った「現場の視点」を活かし、より安全で効率的なインフラ設計に貢献したいと考え、貴社を志望いたしました。
私は、これまで多くの現場で設計図通りに進まない施工上の課題に直面してきました。その経験から、現場での実現可能性や安全性まで考慮した、より施工性の良い設計の重要性を痛感しております。
貴社が手掛ける〇〇(プロジェクト名)の設計は、現場の意見を積極的に取り入れた画期的な事例として、業界内でも高く評価されており、まさに私の目指すところに近いと感じております。
入社後は、現職で培った現場での知見を設計業務にフィードバックし、現場と設計者の橋渡し役として、貴社のプロジェクトの成功に貢献したいと考えております。
構成要素との対応
- ①きっかけ・動機 → 現場経験からの気づき、上流工程(設計)への挑戦
- ②自分の強み → ゼネコンでの施工管理経験と「現場の視点」
- ③企業研究 → 現場の意見を取り入れた設計手法
- ④ビジョン → 現場と設計者の橋渡し役としての貢献
「私は、現職で培った〇〇という課題解決能力を、人々の暮らしを支えるインフラ整備というより大きなスケールの仕事で活かしたいと考え、貴社を志望いたしました。
現職のIT企業では、顧客の抱える複雑な問題をヒアリングし、論理的な思考で解決策を提案する業務に従事してまいりました。この経験から、課題の本質を見抜き、最適なソリューションを導き出す能力を身につけることができました。
貴社の『地域に根ざしたインフラ整備』という経営理念に強く共感いたしました。私が培ってきた課題解決能力は、地域のニーズを汲み取り、それをインフラ計画に落とし込むという貴社の業務において、貢献できると考えております。入社後は、一日でも早く専門知識を習得し、新たな視点から貴社の事業に貢献できるよう尽力いたします。」
構成要素との対応
- ①きっかけ・動機 → スキルをより大きなスケールの仕事で活かしたい
- ②自分の強み → IT企業で培った課題解決能力
- ③企業研究 → 地域に根ざしたインフラ整備という経営理念
- ④ビジョン → 新たな視点からの貢献と専門知識の習得
志望動機のよくあるNG例


志望動機で陥りがちな失敗パターンを事前に知っておくことで、より説得力のある文章を作成できます。ここでは、特に注意すべき以下4つのNG例とその改善策をご紹介します。
- 給与や残業時間を全面に押し出す
- 企業の魅力を並べるだけ
- 競合他社でも実現できる内容になっている
- 全体の内容に一貫性がない
給与や残業時間を全面に押し出す
給与や労働時間は転職の重要なきっかけになりますが、それを志望動機のメインに据えるのは避けるべきです。採用担当者は、あなたの仕事への意欲や貢献意欲を知りたいと考えています。
- NG例: 「現職の給与が低く、生活が厳しい状況です。貴社の給与水準が高い点に魅力を感じ、志望いたしました。」
- OK例: 「貢献度に見合った評価をいただける企業で、自己成長と社会貢献を両立したいと考えております。貴社の成果主義という評価制度に強い魅力を感じました。」
【解説】 OK例では、単に給与が高いからという理由ではなく、「成果が正当に評価される環境」という前向きな理由に焦点を当てています。これにより、あなたの貢献意欲が伝わり、プロフェッショナルな印象を与えられます。
企業の魅力を並べるだけ
企業研究は不可欠ですが、「貴社は〇〇で素晴らしい」と企業の魅力を羅列するだけでは不十分です。重要なのは、その企業とあなたの間にどのような接点があるかを明確にすることです。
- NG例: 「貴社は業界トップクラスの技術力を持ち、〇〇事業にも力を入れており、素晴らしい企業だと感じました。」
- OK例: 「貴社の〇〇事業における専門性の高さは、私が現職で培ってきた〇〇のスキルと親和性が高く、自身の経験を活かして貢献できると考え、志望いたしました。」
【解説】 NG例は「企業がすごい」という話で終わっていますが、OK例では「企業の強み」と「自身のスキル」をリンクさせています。自分を採用することで企業にどんなメリットがあるのか、という視点を盛り込むことで、採用担当者はあなたが活躍する姿を具体的にイメージできます。
競合他社でも実現できる内容になっている
「社会インフラに貢献したい」「まちづくりに携わりたい」といった志望動機は、業界や職種への志望理由に留まってしまうことがあります。その企業でなければならない理由、つまり「競合他社にはない、その企業ならではの魅力」を語ることが重要です。
- NG例: 「社会インフラに貢献したいと思い、建設コンサルタントを志望します。」
- OK例: 「貴社が地域密着型で進めている『〇〇プロジェクト』に深い感銘を受け、私もこのプロジェクトに携わり、地域社会の活性化に貢献したいと考え、貴社を志望いたしました。」
【解説】 NG例では、どの建設コンサルタントにも当てはまる内容になっています。一方、OK例では具体的なプロジェクト名を挙げることで、「この企業でなければならない」という強い熱意をアピールしています。
全体の内容に一貫性がない
志望動機、自己PR、転職理由がバラバラだと、面接官はあなたの考えを理解できません。一貫性のあるストーリーを組み立てましょう。
- NG例:
- 転職理由:「残業が多いことに不満があった」
- 志望動機:「高度な専門性を高めたい」
- 自己PR:「コミュニケーション能力が高い」
- OK例:
- 転職理由:「現職では残業が多く、スキルアップのための学習時間が確保できなかった」
- 志望動機:「貴社の効率的な働き方に感銘を受け、自己研鑽に励める環境で高度な専門性を高めたい」
- 自己PR:「スケジュール管理やタスクの優先順位付けが得意で、効率的に業務を進めることができる」
【解説】 OK例では、「残業が多い」という不満を「効率的に働き、スキルアップしたい」という前向きな動機に変換し、自己PRでもその裏付けとなるスキルを語っています。このように、事実ベースで論理的な一貫性を持たせることが大切です。
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建設業界の転職エージェントについてはこちらの記事で詳しく解説しています。


【総括】建設コンサルタントへの転職を成功させる【志望動機】とは|経験者が解説
建設コンサルタントへの転職において、志望動機はあなたの熱意、スキル、そして未来の貢献意欲を伝えるための最も重要なパートの一つです。
今回ご紹介した「4つの構成要素」や「NG例」を参考に、あなたの実体験に基づいたオリジナルのストーリーを組み立ててみてください。
「なぜ、建設コンサルタントなのか?」「なぜ、この会社なのか?」
この2つの問いに明確に答えられる志望動機ができれば、転職成功はぐっと近づきます。あなたの熱意が伝わる志望動機を作成し、希望する企業への内定を勝ち取りましょう。